アートで自分発見!人生を切り開く力を養う!
何気なく描いた絵から、その人の心の状態を読み解き、気づきを促し、自己実現に向かう力を養うセラピーが、「アートセラピー」です。
アートセラピーは、芸術表現をアート素材を使い、芸術表現を通じて、心理状態の分析をしたり治療をおこなったりするもので、心のケアをする心理療法のひとつです。心の状態が絵に投影されます。当初は精神治療の補助の一つとして扱われていましたが、現在では、ストレスケアやリハビリテーション、また、現在抱えている問題の焦点付けやその解決方法、自己探求、自己表現、自己実現のために、一般の病院、老人ホーム、企業研修、学校、カルチャースクールなどで幅広く行われております。
人の心は目で見る事はできません。又うまく伝えるこが難しい方が多いと思います。絵は心を映す鏡のような役割をし、絵を描く事で言葉では言い表せない心の深い部分を表現することができます。その結果、抑圧されていたり、傷ついたりしていた心が解放され、本来の自分を発見する事が出来ます。何気なく選んだ色、描いた絵には意味があり、色使い、どのような塗り方をしたか、空間構成、モチーフなどから、その方の心身の状態、特質、資質、今抱えている問題・テーマを読み取っていきます。セラピストが読みとたメッセージを聞き、又ご自身でも客観的に絵を見る事により問題焦点付け、問題解決へとつながっていきます。
描く事自体が、本来備わっている自然治癒力を高め、ストレス発散、解消、癒しにもなります。 また、絵を通して自己表現力、コミュケーション力も身に付いていきます。
アートセラピーの特徴は、ご自分の気持ちや感じたものを”表現する”表に出すという事にあります。自分自身の潜在意識を表に出し、それを視覚でとらえ、客観的に見ることができる。その事により、自分自身で気づくという事ができます。これが浄化、自己探求、自己実現へとつながっていきます。